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ピル(避妊・生理痛)
ピルについて
ピルには低用量ピルから中・高用量ピルと多くの種類があります。
- 排卵期や月経時のトラブルを改善する
- 仕事やレジャーの都合で生理日の変更をする
- 望まない妊娠を避ける
など、それぞれの目的に応じてピルを選択し、より快適な生活を楽しめるようサポートしています。
望まない妊娠を避ける(避妊)
コンドームの使用では避妊することはできません。
低用量ピルを正しく服用することで十分な避妊作用が得られます。
低用量ピルにも、いくつもの種類があります。ニキビができやすい、月経前症候群があるなどその人の体調に合わせたピルの選択が大切です。
注意をしなければならない点があります。
一部の薬やサプリメントの中に、ピルの働きを低下させるものがあります。ピルの働きが低下すると、ピルを内服していても妊娠することがあります。服用している薬やサプリメントを確かめてみましょう。
月経周期の移動(生理日の変更)
ピル(OC)などの女性ホルモン剤の内服で生理のくる日を変えることができます。
生理を早めるには生理開始日より5日以内に来院してください。生理を遅らせるには次にくる生理の予定日の7日以上前までに来院してください。
中用量ピルや高用量ピルを服用すると、吐気、胃部不快感、むくみ、頭痛などの症状が出ることがあります。
副作用の少ない低用量ピルで生理日の変更をするには、1周期前の生理時から準備をする必要があります。
生理日変更予定が決まっている方はより早めに相談してください。
排卵期や月経時のトラブルを改善する
月経前症候群(PMS)・月経前不快気分障害(PMDD)
- 下腹部の張り、痛み
- 乳房の張り、痛み
- 頭痛、肩こり、腰痛
- ニキビや肌あれ
- 顔や身体のむくみ
- 便秘や下痢
- 悪心、動悸、めまい
- 無気力、孤独感
- 疲れやすい
- 集中力や能率の低下
- 眠いまたは不眠
- 涙もろくなる
- イライラして怒りやすい
- 緊張したり、パニックになる
- 食欲の異常
月経困難症
- 生理痛が強く腰や背中も痛くなる。
- 頭痛や吐き気がする
- 貧血気味になる。
- 便秘や下痢になる。
- 寒気や発熱がある。
- 生理の量が多い。
- 生理の期間が長い。
排卵出血や排卵時の痛み、月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)、月経困難症の改善にもピルは有効です。
子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣腫瘍などで、これらの症状がでてくる場合があります。診察を受けてから服用することが大切です。